特徴
・活性が高い。
・BOD負荷(BOD容積負荷)が高い。
・特異な活性がある。
・耐性が高い。
・混合培養法の利点をもっている。
・顆粒状態での保存が可能。
※現在、一般販売はしておりません。
 
 ハイクリーンΣとはどういうものか
 選び出された、「自然界の生態系を維持している天然好気性微生物群」です。
 消化分解する酵素及びそれら酵素を分泌する数百種類の微生物により構成されています。
 有機系廃物や嫌気性生物が引き起こす水質の悪化、空気の汚れ、悪臭等の問題を解決します。
 
 どのようにして処理を行なっているか
 各種廃棄物中に含まれる有機廃物を酸化分解して、水・炭酸ガス及び無機物へと処理します。
 消化、分解能力、増殖力は通常菌の数十倍の能力を持っております。
 
 ハイクリーンΣ(Bio24)の安全性について
  酸・アルカリのような激しい薬品を含有しないので施設及び器具を侵しません。
 人畜無害です。厚生省管轄、財団法人日本食品分析センターを初め各国にて安全性について既に
 証明されています。遺伝子操作も一切無く、二次公害の心配もありません。
 
 用途
・排水処理 ・都市下水処理
・浄化槽機能改善 ・工場廃液処理
・食品加工廃棄物 ・埋め立て廃棄物の土壌化促進
・固定廃棄物の堆肥化 ・動物糞尿鳥糞処理
・農地改良 ・茶畠の堆肥促進化
・家畜等の健康促進 ・トイレの悪臭防止
・湖沼・河川等の浄化及び悪臭防止 ・ゴキブリ・ダニ・カビ等の駆除
・硬水より軟水へ転化、空気清浄化 ・植物等生命維持
 
 使用上の注意
ハイクリーンΣ(Bio24)は微生物であるため、その環境を整えなければ死滅してしまいます。
1)

pH6.0〜8.5の範囲でご使用下さい。条件により、pH5.0〜9.0の間でも活性は損なわれません。
2) 温度は、5℃〜65℃の範囲で生命を保ちます。30℃〜35℃位が繁殖には最適です。
3)

ハイクリーンΣは好気性の微生物のため、人間と同じに酸素が無いと死滅してしまいます。酸素が少ない水中等ではエアレーション(曝気)が必要です。
4)

殺菌剤・殺虫剤・農薬等により、簡単に死滅してしまいます。
併用は絶対に避けて下さい。
使用目的にあたる内容の分析を、十分に行なって下さい。
 
 事例
ハイクリーンΣによる原油流出等の除去方法。
  原油(重油・ケロシン等)が海上、岩場、砂浜に流出した場合50?当たり、ハイクリーンΣ1リットルの粉体を直接散布します。
48〜72時間以内に完全に分解いたします。
二次公害の恐れ及び魚介類等への影響も全く無く生態系を害する心配もありません。
但し、万一中和剤等を使用した場合、中和剤の成分によりハイクリーンΣの活動が阻害されるため、分解に長い時間が必要となりますのでご注意下さい。
 
・食品工場
  原水 7日後処理水
  7.7(15.5℃) 7.8(16.4℃)
  17000 2000
  3900 1700
  3200 970

 

11000 2200

・廃油再処理場
  原水 7日後処理水
  5.0(9.0℃) 5.8(9.0℃)
  24000 9730
  130000 3280
  1560000 96900

 

830000 1200
  68 38

・塗装工場
  原水 7日後処理水
  6.8(28.2℃) 7.1(19.9℃)
  3200以上 1500
  490 1200
  13000 76

 

2100 7

・カルピス
  原水 7日後処理水
  6.8(11.1℃) 7.6(18.5℃)
  1100 10
  1500 34
  4100 28

 

10 3未満
 

Copyright© 2003 Sankai Chemical Co.,Ltd., サンカイ化成